「土に景色を描く」備前焼
釉薬を一切使用せず、松割木を用い約二週間高温で焼き締め、絵付けもしない素朴さ。鎌倉時代からの800年の歴史。
備前焼作家・馬場隆志さんに製作を依頼していたHarmoniaオリジナルのお香立てが焼き上がりました。 備前焼ならではの炎の芸術と灰が降り注いだ自然な景色が活かされ、彫刻を学んだ馬場さんらしい造形デザインが美しさを一層引き立てます。
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馬場 隆志
Takashi Baba
岡山県備前市在住。備前焼作家の父の元、幼い頃より陶芸家を志す。東京藝術大学では彫刻を専攻。「使うことが出来るオブジェ」を作る感覚で、独創的な造形、薪窯での焼成に拘り、無釉焼締陶の備前焼ならではの多様な色彩や表現技法を追求している。
1983年 備前焼作家 馬場祥輔の長男として生まれる
2006年 東京藝術大学 彫刻科 卒業
2012年 JR備前片上駅前にモニュメント制作
2013年 国指定重要文化財 大橋家住宅にて個展
2015年 イギリスロンドン 大和日英基金ジャパンハウスギャラリー「The Power of Bizen」
2016年 中国 北京「匠心傳承」に招待出展、講演会
2019年 日本橋三越にて個展
2019年 アラブ首長国連邦 アブダビ 「ADIHEX」に出展
2020年 台湾「ONE ART TAIPEI」に出展2020年 フィリピン「ART FAIR PHILIPPINES 2020」に出展